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【ダイエット#6】体重より「体調」で見る

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「数字に一喜一憂しない!体調ダイエットのすすめ」

🧍‍♀️朝イチの体重に「うわっ!」となるあなたへ

朝、体重計に乗って「昨日より500g増えてる!?」と青ざめた経験、ありませんか?

私の接骨院でも、患者さんからよく聞くんです。

「昨日は夜ご飯を控えたのに、なんで増えてるの!?」って。

でもね、それ、脂肪じゃないんです。

ほとんどの場合は、「水分」「便」「ホルモン周期」「塩分摂取量」の影響。

たった500g〜1kgの変動なんて、

言ってしまえば“呼吸と汗”でも変わるんです。

私はこう言います。

「体重計は“天気予報”くらいに思ってください。毎日コロコロ変わって当然ですよ」

🩺数字より「体の声」を聞く習慣を

本当に見るべきなのは、“数字”ではなく“体調”の変化です。

体重が減っても、疲れやすくなったり、肌がカサカサしたり、便秘になったら意味がない。

それよりも、

  • 朝の目覚めがスッと起きられる
  • 顔色が明るい
  • 便通が安定している
  • 気持ちが前向き

こんな変化こそ、体が整っている証拠です。

実際、私の往診先の80代の女性。

毎日体重をノートに記録していたんですが、

「体重が増えた」と落ち込む日より、

「今日は体が軽い」と笑う日の方が、明らかに血圧も安定していました。

“体重が減る=健康”じゃない。

“調子がいい=健康”です。

🧘‍♀️体調ダイエットとは?

私が提案しているのは、

「数字に支配されないダイエット」

それが「体調ダイエット」です。

体重ではなく、体の感覚を指標にする。

つまり、体の“声”を日々チェックすることが目的。

たとえばこんな感じです👇

チェック項目良い状態要注意サイン
便通1日1回スムーズ2日以上出ない・硬い
むくみ朝スッキリ靴下の跡がくっきり
つや・ハリあり乾燥・くすみ気味
気分前向きで安定イライラ・倦怠感
睡眠6時間でスッキリ浅い・途中で起きる

こうして毎日5項目をチェックするだけで、

「体調の変化」に気づく感度が高まります。

🧩体重よりも「体組成」を見る時代へ

今は家庭用でも、体組成計が手に入る時代。

当院でも、インボディ(体組成計)で定期的に測る方も多いです。

「筋肉」「脂肪」「水分」「内臓脂肪レベル」まで測定できます。

体重が同じでも、

筋肉量が増えて脂肪が減っていれば、それは“成功”なんです。

たとえば、接骨院の患者さん(60代男性)。

2か月で体重は1kgしか減っていませんでしたが、

体脂肪率は3%下がり、ウエストが−4cm。

「ズボンがゆるくなったんだよ、先生!」と満面の笑み。

これこそが正しい変化の見方

見た目も体調も軽くなる「数字の裏側」を見ることが大切です。

🍚食事を「減らす」ではなく「整える」

体調ダイエットでは、

カロリーよりもバランスを整えることを意識します

  • 朝:水分+たんぱく質(卵・納豆・味噌汁)
  • 昼:炭水化物+野菜+たんぱく質
  • 夜:軽めにして早めに食べ終える

特に夜は、食事から寝るまで3時間空けるだけで、

睡眠の質が上がり、翌朝の体の軽さが全然違う。

私自身もこの習慣を取り入れて、

朝の腰のこわばりが減りました。

「夜遅く食べないだけで、朝の動きが変わるんですよ」と

スポーツトレーナー専門学校の授業でもよく話していました。

🧠体調は“心の状態”でも変わる

体調は、食事・睡眠・運動だけでなく、

メンタルの影響も受けます。

ダイエット中に「また体重が戻った…」と落ち込むと、

そのストレスでコルチゾール(ストレスホルモン)が増え、

結果的に脂肪が燃えにくくなります。

私の高校バスケットボール部の選手にも、

「体重じゃなく、動きのキレで判断しよう」と伝えていました。

すると、「体が軽く感じる」と報告してくれる選手が増える。

数字を気にしすぎないだけで、パフォーマンスまで変わるんです。

💬患者さんの一言で気づいたこと

ある女性患者さんが、治療後にこう言いました。

「先生、最近体重はあんまり変わらないけど、

朝、鏡の前で“今日の顔いいな”って思えるんですよ」

私はその言葉にハッとしました。

健康”って、数字では測れない満足感のことかもしれない。

体重よりも、

「よく眠れた」「体が温かい」「笑顔が増えた」――

その積み重ねこそが、真の健康ダイエットです。

🌿まとめ:「数字は結果、体調は今のあなた」

体重は“結果”を示す指標。

でも体調は、“今のあなた”を映す鏡です。

数字だけを追いかけると、体の声を見失います。

今日は「数字よりも体調を信じてみる日」にしてみませんか?

もし朝の体重が増えていても、

昨日より“気分が明るい”なら、それで十分。

その小さな快調の積み重ねが、

あなたを本当の健康体へと導いてくれます。

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新潟市中央区長潟3-2-2 たかやま接骨院 高山 慶市

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管理人
高山 慶市

接骨院(柔道整復師)の道に足を踏み入れてから、あっという間に35年。
この間に取得した資格は山のよう。柔道整復師はもちろん、スポーツトレーナー、ケアマネジャー、テーピング、リハビリや治療に関する資格も取り揃えていて、その数は我が家の洗濯物の山と良い勝負です(笑)。

トレーナーとしては、陸上競技・サッカー・バスケットボール・野球と、さまざまな競技の現場に立ち会ってきました。高校のグラウンドや体育館で、選手のケガや疲労に向き合ってきた日々は、今でも私の財産です。

そんな経験を活かして、当院ではケガの応急処置からリハビリ、競技への復帰までをトータルでサポート。もちろん、スポーツとは無関係な日常の「ちょっと痛い」「なんだか重い」も、しっかり診ています。

そして最近は、ブログでも情報を発信しています。
その名も《イキイキ!生活改善ラボ》!
運動・休養・栄養・予防の4つを柱に、「自分の体をもっと大切にしたくなる」そんなきっかけになる記事を書いています。

実はこのブログ、コロナ禍で外出が難しくなったとき、「来られない患者さんにも何かできないか」と思ったのが始まりなんです。
そこから、自分の経験や現場のエピソードを交えて、健康情報を届けることが楽しくなってきました。

「ここに来ればなんとかしてくれる」「この人の言うことならちょっと試してみよう」
そんなふうに思ってもらえるように、院でも、ブログでも、YouTubeでも、インスタでも、地域の“かかりつけ”として皆さんの元気を支えていきたいと思っています!

〒950-0932 新潟県新潟市中央区長潟3-2-2 たかやま接骨院 高山 慶市

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