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『試合に勝つための!競技力アップ筋トレ完全ガイド』7,よくある筋トレの失敗とその対策

7,よくある筋トレの失敗とその対策

~続ける力と成果を引き出す正しい取り組み方~

筋トレを始めたのに思ったように結果が出なかったり、途中でケガをしてやめてしまったり…。そんな「あるある失敗例」は、実はちょっとした工夫と知識で防ぐことができます。

このブログ記事では、よくある筋トレの間違いとその対策、さらに継続するためのモチベーション維持法まで、実践的にわかりやすく解説します。

1. やりすぎて逆にパフォーマンスが落ちる?

「頑張った分だけ筋肉がつくはず!」と、毎日ガツガツとトレーニングしていませんか?

実はこれ、筋肉の成長を止めてしまう大きな落とし穴です。

原因:休養不足とオーバートレーニング

筋トレを行うと筋繊維は微細な損傷を受けます。そこに適切な休息と栄養が加わって、筋肉はより強く再生します。この仕組みを「超回復」といいます。

ところが、毎日同じ部位を鍛えたり、睡眠を削ってトレーニングを重ねたりすると、筋肉は回復する時間を失い、結果としてパフォーマンスの低下・倦怠感・集中力の欠如といった「オーバートレーニング症候群」を引き起こします。

対策:部位分けと休息の計画

  • 同じ部位は48時間以上空けて再トレーニング
  • 月に1回は「休養週(デロード)」を設ける
  • 睡眠は6〜8時間を確保
  • 疲労感が強い日は思い切って休む勇気を持つ

「休むこともトレーニングの一部」です。

2. ケガを招くNGトレーニング例

筋トレによるケガの多くは、「正しいフォームでないこと」「無理な重量」「準備不足」が原因です。特に初心者にありがちな失敗例を以下に紹介します。

よくあるNG例

  • 背中を丸めて行うデッドリフト
  • 反動をつけて行うバーベルカール
  • 可動域を狭くして早く終わらせるスクワット
  • ストレッチやウォームアップを飛ばしていきなり本番メニューへ突入

これらはすべて、筋肉や関節に不要な負担をかけ、腰・膝・肩などのケガを招きやすくなります。

対策:フォーム重視と段階的な負荷設定

  • 鏡や動画で自分のフォームをチェックする
  • 初めは自重や軽めのダンベルからスタートする
  • 専門家やトレーナーに一度見てもらう
  • 毎回ウォームアップを行う(ダイナミックストレッチ+軽負荷トレ)

安全に続けることが、筋トレの成果を最大限に引き出す基本です。

3. モチベーションを維持する工夫

筋トレは短期間で劇的な変化が出るわけではないため、途中で「意味あるのかな?」と不安になってやめてしまう人も少なくありません。

続けるための「心のトレーニング」も非常に大切です。

モチベーションを保つ方法

  • 小さな目標を設定し、達成ごとに自分を褒める
  • 写真や動画で体の変化を記録しておく
  • トレーニング日記をつけて成長を実感する
  • 仲間と一緒に取り組む(共有・励まし合いが力になる)
  • 新しい種目やギアを取り入れてマンネリを防ぐ
  • SNSで進捗を公開し、外からの応援を励みにする

「今日も続けられた」という達成感が、最も強い原動力になります。

まとめ|筋トレ成功の鍵は“賢く・安全に・楽しく”続けること

筋トレは体を鍛えるだけでなく、自信や生活リズムを整えてくれる素晴らしい習慣です。しかし、間違ったやり方では成果が出にくく、続けるのが苦痛になってしまいます。

  • やりすぎず、休むことを恐れない
  • 正しいフォームと準備でケガを防ぐ
  • 成長を実感しながら楽しく続ける工夫をする

これらを意識して、自分のペースで継続することが「理想の自分」に近づく一番の近道です。

競技力アップは「継続」「調整」「戦略」で決まる!

運動 exercise
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管理人
高山 慶市

接骨院(柔道整復師)の道に足を踏み入れてから、あっという間に35年。
この間に取得した資格は山のよう。柔道整復師はもちろん、スポーツトレーナー、ケアマネジャー、テーピング、リハビリや治療に関する資格も取り揃えていて、その数は我が家の洗濯物の山と良い勝負です(笑)。

トレーナーとしては、陸上競技・サッカー・バスケットボール・野球と、さまざまな競技の現場に立ち会ってきました。高校のグラウンドや体育館で、選手のケガや疲労に向き合ってきた日々は、今でも私の財産です。

そんな経験を活かして、当院ではケガの応急処置からリハビリ、競技への復帰までをトータルでサポート。もちろん、スポーツとは無関係な日常の「ちょっと痛い」「なんだか重い」も、しっかり診ています。

そして最近は、ブログでも情報を発信しています。
その名も《イキイキ!生活改善ラボ》!
運動・休養・栄養・予防の4つを柱に、「自分の体をもっと大切にしたくなる」そんなきっかけになる記事を書いています。

実はこのブログ、コロナ禍で外出が難しくなったとき、「来られない患者さんにも何かできないか」と思ったのが始まりなんです。
そこから、自分の経験や現場のエピソードを交えて、健康情報を届けることが楽しくなってきました。

「ここに来ればなんとかしてくれる」「この人の言うことならちょっと試してみよう」
そんなふうに思ってもらえるように、院でも、ブログでも、YouTubeでも、インスタでも、地域の“かかりつけ”として皆さんの元気を支えていきたいと思っています!

新潟県新潟市中央区長潟3-2-2 たかやま接骨院

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