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【ダイエット#8】停滞期の壁を突破する

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痩せない時期こそチャンス!停滞期の乗り越え方

〜カラダが慣れた時の代謝リセット術〜

「先生、全然体重が減らないんです…」

これは僕の接骨院に通う40代女性の一言。ダイエットを始めて3ヶ月、順調に落ちていた体重がピタッと止まり、焦って駆け込んできました。

「食事も運動もちゃんとしてるのに、なぜ?」と、不安になる気持ち、すっごくわかります。

でも、ちょっと待った。
実は「痩せない時期=停滞期」って、あなたの体が「変化にちゃんと適応できている」というサインでもあるんです。

今回は、この厄介なようで実は前向きな「停滞期」をどう乗り越えるかを、科学的根拠と現場経験からわかりやすくご紹介します。

■ 停滞期の正体:体は賢くサボる!?

ダイエット初期に体重がストンと落ちるのは、糖質制限や運動などによって体内の「水分」や「筋グリコーゲン」が減るから。

でも、体はだんだん慣れてきて、エネルギーを節約するモードに切り替えます。これがいわゆる「ホメオスタシス(恒常性)」の働き。

しかも脂肪を落とすには、筋肉を落とさず代謝を維持する必要がある。でも過度な食事制限や同じ運動パターンでは、体が省エネ仕様にチューニングされてしまうんです。

■ トレーナーの現場あるある「ずっと同じ筋トレしてる人問題」

高校バスケ部でのトレーナー指導中、ある男子が「3週間同じ筋トレを続けてるのに、もうキツくないっす」と言ってきました。

「それ、筋肉がもう慣れた証拠だぞ。筋トレにも“マンネリ防止”が必要だ!」

そう伝えて、種目を変えたり負荷を微調整したら、再び筋肉痛が。「あれ、久しぶりに効いたかも!」と彼も嬉しそう。

これは一般人のダイエットにも同じことが言えます。いつも同じメニューじゃ、カラダは省エネに慣れてしまうんです。

■ 停滞期を突破する3つの実践法

では、どうすればこの「賢すぎる体」に変化を起こせるのでしょう?
僕が実際に患者さんやアスリートに使っている3つの方法をご紹介します。

① 軽く“刺激”を変える:運動の負荷・種類を変える

停滞期には、ガラッと変えるより「ちょっと変える」くらいがちょうどいい。

  • ウォーキング→階段1本追加
  • 筋トレの回数→少し増やす or インターバル短くする
  • ストレッチ→ヨガを取り入れてみる

特に女性の更年期世代では、無理なく取り入れられる“小さな運動スイッチ”が鍵です。私が以前指導していた体育館での高齢者スポーツ教室でも、イスに座った運動にタオルを足すだけで効果UPしました。

② 食事の「タイミング」と「質」をリセット

「量」は変えなくても、「食べる時間」をちょっと意識するだけで代謝は変わります。

  • 朝食をソイプロテイン入り豆乳に→午前中の活動量がUP
  • 夜の炭水化物→少しだけ控えて、代わりに野菜スープに
  • 朝食抜き派→一度、軽い朝食(果物や卵)を取り入れてみる

ある往診先の患者さん(70代・男性)は、夜型生活から朝方に変えただけで体重が自然と減少。「生活リズムが代謝のスイッチ」なんですよ。

③ 睡眠リセットでホルモン調整

これは見落とされがちだけど超大事。

「痩せホルモン」と呼ばれるレプチンや、逆に食欲を刺激するグレリンは、睡眠時間・質と密接に関係します。

夜更かし→翌朝だるい→朝食抜き→昼にドカ食い…という流れは、体重増加ループの入り口です。

睡眠をリセットするコツ:

  • 寝る1時間前にスマホをやめる
  • 寝室を暗く・静かに
  • 寝る前にホットミルクやストレッチを取り入れる

僕の講義を受けた専門学校の生徒も、課題で「1週間早寝チャレンジ」をしたら「食欲が自然に落ちた」と驚いていました。

■ 停滞期は、「前進の合図」だった!

痩せない時期にイライラして、やけ食いしたり運動をやめてしまうのは本当にもったいない。

実は、停滞期こそ体が変化している証。
むしろ「今がチャンス!」と捉えることで、次のステージに進めます。

■ 最後に:あなたのカラダは、あなたが味方してあげて

どんな優秀な選手でも、どんな前向きな人でも、必ず「止まる時期」はあります。

でも大事なのは、そこで「やめない」こと。ほんの少しの工夫で、停滞期は突破できます。

そして何より、完璧じゃなくていい。今日よりちょっと前向きな選択をすることが、明日の健康をつくります。

📌 イキイキ!生活改善ラボは、これからも「実際に現場で役立った方法」や「リアルな声」をお届けしていきます。
「次は◯◯についても教えて!」というリクエストがあれば、お気軽にコメントくださいね!

新潟市中央区長潟3-2-2 たかやま接骨院 高山 慶市

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管理人
高山 慶市

接骨院(柔道整復師)の道に足を踏み入れてから、あっという間に35年。
この間に取得した資格は山のよう。柔道整復師はもちろん、スポーツトレーナー、ケアマネジャー、テーピング、リハビリや治療に関する資格も取り揃えていて、その数は我が家の洗濯物の山と良い勝負です(笑)。

トレーナーとしては、陸上競技・サッカー・バスケットボール・野球と、さまざまな競技の現場に立ち会ってきました。高校のグラウンドや体育館で、選手のケガや疲労に向き合ってきた日々は、今でも私の財産です。

そんな経験を活かして、当院ではケガの応急処置からリハビリ、競技への復帰までをトータルでサポート。もちろん、スポーツとは無関係な日常の「ちょっと痛い」「なんだか重い」も、しっかり診ています。

そして最近は、ブログでも情報を発信しています。
その名も《イキイキ!生活改善ラボ》!
運動・休養・栄養・予防の4つを柱に、「自分の体をもっと大切にしたくなる」そんなきっかけになる記事を書いています。

実はこのブログ、コロナ禍で外出が難しくなったとき、「来られない患者さんにも何かできないか」と思ったのが始まりなんです。
そこから、自分の経験や現場のエピソードを交えて、健康情報を届けることが楽しくなってきました。

「ここに来ればなんとかしてくれる」「この人の言うことならちょっと試してみよう」
そんなふうに思ってもらえるように、院でも、ブログでも、YouTubeでも、インスタでも、地域の“かかりつけ”として皆さんの元気を支えていきたいと思っています!

〒950-0932 新潟県新潟市中央区長潟3-2-2 たかやま接骨院 高山 慶市

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