トレーニング後の睡眠と栄養の関係|回復を最大化する習慣とは?

【1】トレーニング後の睡眠と栄養の関係とは?

運動や筋トレをしたあとに、「しっかり食べて」「よく眠る」ことが重要なのは、なんとなく知られていますよね。

でも、それには科学的な理由があります。

トレーニング直後の体は、筋肉が“破壊”され、修復しようとする準備段階。

この修復には、たんぱく質・ビタミン・ミネラルなどの栄養素と、深く質の良い睡眠が不可欠です。

このブログでは、「運動後の睡眠」と「食事のとり方」の重要性と、組み合わせることで得られる効果について解説します。


【2】睡眠が回復に与える影響

【1】成長ホルモンの分泌は睡眠中にピークを迎える

筋トレや有酸素運動後に破壊された筋線維は、成長ホルモンの働きによって修復・強化されます。

この成長ホルモンの8割以上が「深い睡眠(ノンレム睡眠)」中に分泌されることが研究で明らかになっています。

👉 つまり「寝不足=筋肉が修復されにくい」状態になるのです。


【2】睡眠不足は筋肉の分解を促進する

慢性的な睡眠不足になると、コルチゾール(ストレスホルモン)の分泌が増え、筋肉の分解が進む可能性も。

さらに、トレーニングによる疲労回復が遅れ、パフォーマンス低下やケガのリスクも上昇します。


【3】運動後に摂るべき栄養素とタイミング

【1】たんぱく質+糖質が最強の組み合わせ

トレーニング後30分以内は「栄養補給のゴールデンタイム」と言われ、筋肉の材料となるたんぱく質+グリコーゲンの補充源である糖質をセットで摂るのが理想です。

おすすめ食品:

  • プロテイン+バナナ
  • 鶏むね肉+おにぎり
  • 鮭のおにぎり+豆乳

【2】ビタミン・ミネラルも忘れずに

筋肉の代謝にはビタミンB群・C・マグネシウム・亜鉛なども欠かせません。

野菜・果物・海藻・ナッツ類で補いましょう。


【3】就寝前の食事は「消化の良さ」も意識する

寝る直前に重い食事をすると、胃腸に負担がかかり睡眠の質が下がることがあります。

就寝1〜1.5時間前までに、消化の良い軽めの夕食を摂りましょう。

例:

  • 雑炊+豆腐
  • 味噌汁+焼き魚+小盛りごはん
  • ソイプロテイン+バナナ

【4】睡眠と栄養の相乗効果で「超回復」を狙う!

“トレーニング → 栄養 → 睡眠 → 再生”

この流れがうまく回ることで、筋力アップ・代謝向上・疲労軽減が実現します。

逆に、栄養不足や睡眠不足があると、トレーニングの効果は激減。

つまり「どんなに良い筋トレをしても、寝不足+栄養不足では台無し」になってしまいます。


【5】プロがすすめる!睡眠と栄養を味方にする習慣

【1】1日の流れの中で整える「回復のゴールデンルーティン」

  • ✅ 朝:たんぱく質(卵、納豆)で筋分解を防ぐ
  • ✅ 昼:主菜+副菜+炭水化物で回復エネルギー補給
  • ✅ トレ後:プロテイン+炭水化物で速攻リカバリー
  • ✅ 夜:軽めの夕食+入浴→23時までに就寝

【2】中高年やアスリートは「たんぱく質量」を意識

加齢によりたんぱく質の吸収力が低下するため、体重1kgあたり1.2〜1.5gの摂取を目安に分けて摂ることが大切です。


【6】おすすめ商品

  • 【WPIホエイプロテイン(無添加・高吸収)】

     就寝前にも胃に優しくおすすめ。

  • 【マグネシウム&亜鉛サプリ】

     筋肉のけいれん防止、寝つきの改善にも効果あり。

  • 【グリシン配合サプリ】

     深い睡眠をサポートするアミノ酸。トレ後+就寝前に◎。

※「A8.net」「も


【7】まとめ|トレーニングの成果は“睡眠×栄養”で決まる!

✅ 睡眠中に分泌される成長ホルモンが筋肉を回復させる

✅ トレ後30分以内のたんぱく質+糖質が重要

✅ 質の良い睡眠を得るために、夕食は軽めに

✅ 毎日のリズムと食事の質で回復力を底上げ

努力をムダにしないために、「寝ること」「食べること」にも全力を!

栄養 Nutrition
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管理人
Keiichi Takayama

接骨院(柔道整復師)の道に足を踏み入れてから早35年、その間に取得した資格は数知れず。柔道整復師はもちろん、スポーツトレーナー、介護(ケアマネジャー)、治療やリハビリに関する資格まで、資格の数も我が家の洗濯物と競うくらいの量です(笑)。当院では、ケガの応急処置からリハビリまでフルサポート!スポーツでのケガも、日常の「ちょっと痛い」も、何でもお任せください!地域のみんなの"痛みキラー"、それが私です。

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