■気づくことから、すべてが始まる
「最近、ズボンがきついな…洗濯で縮んだ?」
そう言いながら、実はお腹の方が拡張工事中――。
このセリフ、実は私自身が何度もつぶやいてきた言葉です(笑)。
多くの人が「ダイエット=食事制限」「ダイエット=運動」と思いがちですが、
実は“最初にやるべきことは“自分の生活を観察すること”なんです。
つまり、いきなり減らす前に「なぜ太ったのか?」を見える化する。
ここを飛ばすと、どんなダイエット法も長続きしません。
■あなたはどのタイプ?太る原因は十人十色
私が接骨院で健康指導をしていると、患者さんの中にはこう言う方がいます。
- 「食べてないのに太る」
- 「昔と同じ生活なのに増えた」
- 「ストレスが溜まると、つい甘いものに手が…」
…そう、太る理由は人によって全く違います。
でも共通して言えるのは、“無意識の習慣”が積み重なっているということ。
例えば
| 無意識の習慣 | 太るサイクル |
| 朝食を抜く | 昼にドカ食いして血糖値急上昇 |
| 夜遅くまでスマホ | 睡眠不足でホルモンバランス乱れる |
| 立ち仕事・座りっぱなし | 代謝低下・むくみ・冷え |
| 週末のご褒美スイーツ | ご褒美が週3に進化(笑) |
これを一度、「見える化」してみましょう。
■ステップ①:1日の行動を“ただ記録”するだけ
最初にやってほしいのが、「ダイエット日記」ではなく“生活記録”。
でも、真面目に書く必要はありません。
紙でもスマホでもOK。
以下のように、ざっくりでいいんです👇
7:00 起床 朝食なし → 出勤
12:30 昼食 カツ丼+味噌汁
15:00 眠くなってコーヒー+クッキー
19:00 帰宅 夕飯たっぷり+ビール
22:30 YouTube見ながらポテチ
これを3日つけるだけで、自分の“太るクセ”がはっきり見えてきます。
「夜に食べすぎてる」「間食が多い」「動いてない」など、
まるで犯人探しのように原因が浮かび上がるんです。
私自身、昔は夜9時にアイスを食べながら「今日も頑張ったな」と言ってました(笑)。
でもそれを記録した瞬間、冷凍庫のアイスがやけに罪深く見えたんです。
■ステップ②:体のサインを“感じ取る”
次に注目したいのが、体からのメッセージ。
「太った」という結果の前に、体は小さなSOSを出しています。
- 朝、体が重い
- 靴下の跡がくっきり残る
- 夜になると顔がむくむ
- 寝起きに腰や膝が痛い
- お通じがスッキリしない
これらは「代謝が落ちていますよ」「血流が滞ってますよ」という体からのサイン。
“体重計よりも自分の体感”を信じてみましょう。
■ステップ③:原因が分かれば、方向が決まる
人は「なぜ」が分かると、自然に行動が変わります。
「甘いものがやめられない」→ ストレス発散が下手なだけ
「夜に食べすぎる」→ 寂しさ・疲労の代償行動
「朝動けない」→ 睡眠の質が低下
原因が見えると、「食べない」ではなく“整える”方向に意識が向く。
例えば私の患者さんで、
「お菓子がやめられない」という女性がいました。
話を聞くと、仕事終わりの“緊張リセット”が甘いものでした。
そこで提案したのが、「夜のお菓子の代わりに3分の深呼吸+白湯」。
1週間で寝つきが良くなり、自然とお菓子の量も半分に。
体重は1ヶ月で−1.8kg。
本人いわく、「我慢した感覚がない」とのことでした。
■ステップ④:数字より“気づき”を大事に
体重を毎日測ることよりも、
「昨日と何が違ったか?」に気づくほうがずっと大切です。
- 昨日は階段を使った
- 夜の炭水化物を控えた
- 早めに寝たら翌朝スッキリ
この小さな“成功体験”が積み重なると、脳が「気持ちいい」と感じ、
自然と習慣になります。
つまり、最初の3日間は「観察」こそダイエット。
■まとめ:まずは「自分を知る」ことから
ダイエットのスタート地点は、
食事制限でも運動でもなく、気づきです。
自分の“クセ”を知れば、正しい方向が見えてくる。
見える化は、変化の第一歩。
焦らず、まず3日だけ生活を観察してみてください。
きっと、あなたの太る原因が笑顔で見つかります。
■次回予告:第2章
「我慢より順番!太らない食べ方の黄金ルール」
次回は、食べ方を変えるだけで体が軽くなる“食習慣リセット法”を紹介します。
我慢ゼロの「食べるダイエット」、お楽しみに!
新潟市中央区長潟3-2-2 たかやま接骨院 高山 慶市
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