こんにちは、たかやま接骨院の高山です。
今回は「高血圧を防ぐ生活習慣の見直し」について、私自身の体験や、患者さん・スポーツ選手・高齢者の運動指導現場での気づきを交えてお話しします。
■ 私自身も高血圧を経験しました
50歳半ばを過ぎた頃、健康診断で「高血圧」と診断されました。
それまで、柔道整復師、トレーナーとして仕事で体を動かしているし、自分は大丈夫だろうと油断していたのです。
ところが検査で血圧が高い数値を示し、医師から「薬を始めた方がいい」と言われ、降圧薬を飲む生活がスタートしました。
正直ショックでしたが、この出来事が生活習慣を見直すきっかけになりました。
- 食事の塩分を減らし、だし・酢・香辛料を活用。
ただ、これは私の努力というより、家内の料理のおかげです。味噌汁の塩分を減らしたのに「物足りない」と文句を言う前に、「ほら、体のためよ」とニッコリ笑って出してくれるので、何も言えなくなります(笑)。
- 昼食のラーメンや惣菜を控え、自炊やお弁当に切り替え。
私の場合、昼食は自宅で家内が作ってくれるので助かっています。以前は外でファミレスでランチやラーメンを食べることも多かったのですが、最近は「また塩分取りすぎになるからダメよ」と言われ、あっさり却下。代わりに、野菜たっぷりのメニューを出してくれるので、健康的ではあるのですが…正直たまにラーメンが恋しくなります(笑)。
- 毎日のウォーキングとストレッチを継続。
「今日は歩いたの?」と夕方に聞かれると、歩数計を見せざるを得ません。サボるとすぐにバレるので、ある意味“家庭内健康チェック”が一番効いているかもしれません。
その結果、薬を飲みながらですが血圧は安定し、体調も以前より良くなりました。
この経験から、「高血圧は誰にでも起こる身近な問題」であり、「生活習慣を変えることで確実に改善できる」と実感しました。
■ 高血圧を防ぐ生活習慣の見直しポイント
1. 食事:減塩と栄養バランス
日本人は塩分を摂りすぎる傾向があります。味噌汁や漬物、加工食品に含まれる塩分が知らないうちに積み重なり、血圧上昇の原因になります。
ポイントは以下の通り:
- 味噌汁は「具だくさん+薄味」に
- だしや酢、レモンで味を引き立てる
- 野菜や果物をしっかり摂る(カリウムがナトリウム排出を助ける)
接骨院に通っている患者さんからも「味付けを薄くしたら血圧が安定した」と喜ばれることがあります。
2. 運動:続けられる軽めの習慣
激しい運動でなくても大丈夫です。
ウォーキングやストレッチ、軽い筋トレを習慣にすることで、血流が良くなり血圧は安定します。
高齢者の運動教室で一緒に歩いた方が「ふらつきが減って、血圧も下がった」と話してくれました。続けやすい運動こそ大切です。
3. 睡眠と休養
睡眠不足や不規則な生活は、自律神経のバランスを乱し血圧を上げます。
寝る前のスマホを控え、ぬるめのお風呂でリラックスしてから休むだけでも効果があります。
往診先の患者さんでも「夜しっかり眠れるようになったら、血圧の数値が落ち着いた」という例があります。
4. 体重管理
肥満は高血圧の大きなリスクです。
急に体重を落とす必要はありませんが、日常生活の中で少しずつ消費カロリーを増やすことが効果的。
階段を使う、少し遠くのスーパーまで歩くといった積み重ねが、数年後の体を守ります。
5. ストレスケア
ストレスは交感神経を刺激し、血圧を上げます。
趣味の時間や深呼吸を取り入れるなど、心を休める習慣も欠かせません。
私自身、スポーツトレーナー専門学校の講義で学生と一緒に体を動かすと、血圧だけでなく気持ちも落ち着くのを感じました。
■ 患者さんとのエピソード
接骨院に来られる患者さんの中には、腰痛や肩こりが主訴でも「実は血圧が高い」と打ち明ける方が少なくありません。
施術を通じて運動習慣を提案し、塩分控えめの食事を意識するようお伝えすると、「肩の痛みだけでなく血圧も安定した」と報告をいただくことがあります。
■ まとめ
高血圧は「自分には関係ない」と思っている人ほど注意が必要です。
私自身が薬を飲むことになり、生活習慣を改めるきっかけをもらいました。
- 減塩と栄養バランスのある食事
- 無理のない運動習慣
- 睡眠と休養
- ストレス対策
- 体重管理
これらを一つずつ整えることで、血圧は確実に変わります。
「ちょっと気になるな」と思った方は、今日からできることを始めてみてください。
そして、血圧や体調に不安があるときは、一人で抱え込まず専門家に相談してほしいと思います。
新潟市中央区長潟3-2-2 たかやま接骨院 高山 慶市
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