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【体調不良の防ぎ方】季節の変わり目に増える体調不良の防ぎ方|接骨院院長の体験談から

予防 prevention

春から夏、夏から秋、そして秋から冬へ。季節が移り変わるたびに「なんだか体が重い」「寝ても疲れが取れない」「風邪をひきやすい」といった声を、接骨院や運動教室でよく耳にします。

私自身も正直なところ、50代半ばに差し掛かってからは、朝の気温差で体がついていかないと感じることが増えました。学生時代やトレーナー活動を始めた頃は「気合いで乗り切れる」と思っていたのですが、体も年齢とともに素直になるものですね。

では、なぜ季節の変わり目は体調を崩しやすいのか。どう防げばいいのか。今回は私の臨床経験、患者さんとのやりとり、トレーナー活動のスポーツ現場での体験談を交えながらお話しします。

季節の変わり目に起こる体の変化

季節が変わる時期は、朝晩の寒暖差が大きくなります。この温度差に体温調整が追いつかず、自律神経が乱れやすくなる。

自律神経は体温・血圧・消化・睡眠などをコントロールしています。つまり、ここが乱れると「だるさ」「頭痛」「不眠」「胃腸の不調」など、まるで総合デパートのように症状が次々と出てきます。

接骨院に来る患者さんも、特に春や秋に「ぎっくり腰になった」「首が回らない」と訴える方が増えるのは、この自律神経の乱れと関係しています。筋肉の緊張が抜けず、ちょっとした動作で痛みが出るんです。

私が見た「季節の変わり目の落とし穴」

高校バスケット部の選手の例

夏合宿明けに体調を崩す子が毎年のようにいました。朝は涼しいのに昼は体育館が蒸し風呂状態。そのギャップで体が悲鳴を上げているのに、無理して走り込みを続けた結果、足首や腰を痛めてしまう。

高齢者教室での出来事

秋口に運動教室へ来られた80代の女性が「急に手足が冷えて、布団から出られなかった」と話してくれました。気温が下がったことに気づかず、薄着のまま過ごしていたそうです。高齢者ほど温度差の影響を受けやすいのを改めて感じました。

防ぐための生活習慣の工夫

1. 朝晩の服装を一枚多めに

気温差10℃前後は体に大きな負担になります。薄手のカーディガンやストールを常に持ち歩くだけで、体温調整がスムーズになります。

2. 塩分を抑えつつ温かい汁物を

季節の変わり目は血圧が変動しやすい時期です。私自身、高血圧を指摘されてからは昼食のファミレスランチやラーメンを控え、家内が作ってくれる具だくさんの味噌汁に救われています。本人は「あなた、また外でファミレスランチ食べようとしたでしょ?」とお見通し。ありがたいけれど、ちょっと怖いほどの観察力です。

3. 軽い運動を毎日続ける

体がだるいと動きたくなくなりますが、ここでこそ動くべき。ウォーキングやストレッチで血流を促すと、自律神経のバランスも整いやすくなります。往診先の寝たきりの患者さんでも、ベッド上で足首を動かすだけで冷えが和らぎ、顔色が良くなるのを何度も見てきました。

4. 睡眠環境を整える

寝具の調整は意外と盲点。夏用の薄い布団のまま秋を迎えると、体が冷えて朝のだるさにつながります。高校野球部の選手にも「布団を替えただけで朝起きやすくなった」と話していた子がいました。

スポーツ現場から学んだこと

私はスポーツトレーナー専門学校で教える立場にもありますが、授業で学生に必ず伝えるのは「体調管理もトレーニングの一部」だということ。

特に季節の変わり目は、筋肉の疲労回復が遅れやすく、怪我のリスクが増えます。練習量をただ減らすのではなく、体温調整・睡眠・栄養を意識して調整することが、長い目で見たときのパフォーマンス向上につながるのです。

私自身の体験から

50歳を過ぎてからのある秋、急な寒さで体が冷え、朝起きたら腰が固まって動けなかったことがありました。患者さんに「体を冷やさないように」と口で言いながら、自分が油断していたのです。

その日以来、私は出勤時に必ずジャケットを一枚持参するようになりました。ちょっと暑いなと思う日でも、夜にぐっと冷え込むことがある。自分の失敗談を患者さんに伝えると、皆さん「先生も同じなんですね」と笑顔になります。

まとめ

  • 季節の変わり目は 自律神経の乱れ が体調不良の大きな原因
  • 服装・食事・運動・睡眠のちょっとした工夫で予防できる
  • 現場や日常の小さな体験から学び、自分の生活に取り入れることが大切

新潟市で接骨院を開業して32年、交通事故のむちうちやスポーツ障害の治療に加えて、こうした季節の不調相談も増えています。肩こりや腰痛だけでなく、「最近だるい」と感じたら、気軽にご相談ください。

新潟市中央区長潟3-2-2 たかやま接骨院 高山 慶市

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管理人
高山 慶市

接骨院(柔道整復師)の道に足を踏み入れてから、あっという間に35年。
この間に取得した資格は山のよう。柔道整復師はもちろん、スポーツトレーナー、ケアマネジャー、テーピング、リハビリや治療に関する資格も取り揃えていて、その数は我が家の洗濯物の山と良い勝負です(笑)。

トレーナーとしては、陸上競技・サッカー・バスケットボール・野球と、さまざまな競技の現場に立ち会ってきました。高校のグラウンドや体育館で、選手のケガや疲労に向き合ってきた日々は、今でも私の財産です。

そんな経験を活かして、当院ではケガの応急処置からリハビリ、競技への復帰までをトータルでサポート。もちろん、スポーツとは無関係な日常の「ちょっと痛い」「なんだか重い」も、しっかり診ています。

そして最近は、ブログでも情報を発信しています。
その名も《イキイキ!生活改善ラボ》!
運動・休養・栄養・予防の4つを柱に、「自分の体をもっと大切にしたくなる」そんなきっかけになる記事を書いています。

実はこのブログ、コロナ禍で外出が難しくなったとき、「来られない患者さんにも何かできないか」と思ったのが始まりなんです。
そこから、自分の経験や現場のエピソードを交えて、健康情報を届けることが楽しくなってきました。

「ここに来ればなんとかしてくれる」「この人の言うことならちょっと試してみよう」
そんなふうに思ってもらえるように、院でも、ブログでも、YouTubeでも、インスタでも、地域の“かかりつけ”として皆さんの元気を支えていきたいと思っています!

〒950-0932 新潟県新潟市中央区長潟3-2-2 たかやま接骨院 高山 慶市

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